千葉県連盟理事長より皆さまへ
合掌
陽春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は千葉県少林寺拳法連盟の活動にご協力をいただいておりまして誠にありがとうございます。
2025年度を迎えご挨拶を申し上げます。
少林寺拳法は単なる武道ではありません。誰もが平和で豊かに生活が出来る、そういった社会の実現を目指しております。
そのために「拳禅一如」「力愛不二」の考え方に沿って修行し、自分を拠り所とできるような人になること、自分だけではなく他人の幸せを考えられるような人になること、そして社会の役にたつ人間になることを目指しております。
海外を見ますと、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるハマスとの地域紛争をはじめ、いろいろな地域で、様々な悲惨な争いが発生しております。その悲惨な環境の中で苦しんでいるのはいずれも弱者です。
日本を取り巻く環境も、ロシアや中国や北朝鮮からの我が国への脅威があり、決して油断出来ず平穏ではありません。
国内においては、倫理観や道徳感の欠如によってか、闇バイト特殊詐欺といった犯罪、その他信じられないような事件や事故が多発しております。
今こそ少林寺拳法の教え、存在が必要ではないでしょうか。
現在少子高齢化が進んでおり、少林寺拳法の活動を広める事はなかなか困難であるかもしれません。
そういった環境の中、皆さんの知恵と行動力をいただき共に頑張りたいと思います。県内の拳士全員がベクトルを合わせ、一つの個体となって活動する事が大切ではないでしょうか。
今年も県大会はじめいろいろな行事を予定しております。
皆様と共に、千葉県少林寺拳法連盟が発展・活躍できますように頑張りますので宜しくお願いいたします。
結手
2025年4月
千葉県少林寺拳法連盟
理事長 井形 眞寿夫
【略歴】323期
津田沼道院 道院長
正範士 七段